
「また落ちた…」
テストが終わるたびに、子どもが悲しそうな顔をして帰ってくる。
周りの友達はどんどん進級するのに、うちの子だけ同じ級。
「向いていないのかな…」
そう思ってしまう保護者は少なくありません。
しかし、多くの場合、原因は才能ではありません。
少し考え方や練習方法を変えるだけで、一気に進級する子もたくさんいます。
進級できない子によくある5つの特徴
① 力いっぱい泳いでいる
速く泳ごうとして全身に力が入っています。
水泳では力を入れることよりも、余計な力を抜くことが大切です。リラックスして泳げるようになると、水の抵抗が減り、自然と前へ進みやすくなります。
② 息継ぎで止まってしまう
息継ぎのたびに身体が止まると、スピードは一気に落ちます。
顔全体を持ち上げるのではなく、身体の回転に合わせて顔だけ横へ向ける意識を持つだけでも改善しやすくなります。
③ 家では何もしない
週に1回だけの練習では、上達に時間がかかることもあります。
お風呂でストリームラインの姿勢を確認したり、腕を回す動きをイメージしたりするだけでも十分な練習になります。
④ テストになると緊張する
普段は泳げるのに、テストになると失敗してしまう子は珍しくありません。
「受からなくても大丈夫」「いつも通り泳げばいいよ」という一言だけでも、子どもの緊張は和らぎます。
⑤ 周りと比べてしまう
友達が進級すると焦ってしまいます。
しかし、子どもの成長スピードは一人ひとり違います。
昨日の自分より少しでも成長できたことを一緒に喜ぶことが、結果的に大きな成長につながります。

実際によくある逆転パターン
何か月も同じ級だった子が、ある日突然進級し、その後は一気に上の級まで進む姿を何度も見てきました。
伸びる子は、最初から才能があった子ではありません。
できるまで諦めずに続けた子です。
努力はすぐに結果へつながるとは限りません。
しかし、積み重ねた練習は必ず力になります。
保護者にできること
子どものやる気は、保護者の声かけで大きく変わります。
おすすめなのは次のような言葉です。
- 「今日は何ができるようになった?」
- 「最後まで頑張って泳いでいたね。」
- 「また次も頑張ろう。」
結果だけを見るのではなく、努力や挑戦を認めてあげることが、子どもの自信につながります。
まとめ
進級できないからといって、才能がないわけではありません。
子どもには、それぞれ伸びるタイミングがあります。
焦らず、小さな成長を積み重ねることが、上達への一番の近道です。
保護者が一番の応援団となり、子どもの努力を認め続けることが、何よりも大きな力になります。




