ターンが苦手だと、せっかく泳ぎが速くてもタイムを大きく落としてしまいます。
実際にスイミングスクールでも、「泳ぎは速いのにターンだけ遅い」という子は少なくありません。
この記事では、小学校中学年から高学年の子どもと保護者の方に向けて、ターンが苦手になる理由と改善方法をわかりやすく解説します。
ターンが苦手な子に共通する理由
ターンが苦手な子には、いくつか共通する特徴があります。
- 壁が近づくとスピードを落としてしまう
- 壁までの距離がつかめない
- 足を壁にしっかりつけられない
- 壁を蹴る力が弱い
- ターン後の姿勢が崩れてしまう
これらが重なると、ターンだけで1〜2秒以上タイムを失うこともあります。

理由① 壁が怖くて減速してしまう
一番多い原因は「壁にぶつかるのが怖い」という気持ちです。
そのため、壁の手前で自然とスピードを落としてしまいます。
しかし、ターンはスピードを保ったまま入ることで大きな武器になります。
最初はゆっくり練習し、壁との距離感を覚えていきましょう。
理由② 最後のストロークが合わない
壁まであと何回腕を回せばいいのか分からず、中途半端な位置で回転してしまう子も多くいます。
これでは足が壁につかず、勢いのないターンになります。
普段の練習から、
- 旗から壁まで何回で到着するか
- 自分のストローク数
を意識すると距離感が身につきます。
理由③ 足で強く蹴れていない
ターンは「回ること」よりも「壁を強く蹴ること」が重要です。
どんなにきれいに回れても、壁を弱く蹴るとタイムは伸びません。
壁を押すイメージではなく、「ジャンプするように強く蹴る」意識を持つとスピードが上がります。
理由④ ターン後に姿勢が崩れる
壁を蹴ったあとに、
- 頭が上がる
- 手が開く
- 身体が曲がる
このような姿勢になると、水の抵抗が大きくなります。
壁を蹴った後は、ロケットのようにまっすぐな姿勢を作ることを意識しましょう。

家でもできる練習
ターンは家でも基礎づくりができます。
前転の練習
前転に慣れることで、回転への恐怖心が少なくなります。
スクワット
足の力を鍛えることで、壁を強く蹴れるようになります。
プランク
体幹が強くなると、ターン後のきれいな姿勢を維持しやすくなります。
毎日5分でも続けると効果が期待できます。
保護者の方へ
ターンは一度で上達する技術ではありません。
「今日は壁までスピードを落とさず行けたね」
「昨日より強く蹴れたね」
このように小さな成長を褒めることで、お子さんは自信を持って練習に取り組めます。
結果だけでなく、挑戦したことを認めてあげることが上達への近道です。
まとめ
ターンが苦手な理由は、泳ぎが下手だからではありません。
多くの場合、
- 壁への恐怖心
- 距離感がつかめない
- 壁を強く蹴れない
- ターン後の姿勢が崩れる
この4つが原因です。
ターンは練習すれば必ず上達します。
泳ぎだけでなくターンも磨くことで、大会で自己ベスト更新につながるはずです。




