背泳ぎでまっすぐ進めないのはなぜ?
「気づいたらコースロープにぶつかる…」 「まっすぐ泳いでいるつもりなのに曲がってしまう…」
スイミングスクールでも、この悩みはとても多く見られます。
結論から言うと、背泳ぎでまっすぐ進めない原因は左右の動きのバランスが崩れていることです。
背泳ぎは天井を見ながら泳ぐため、前が見えません。そのため、少しでも左右の力や姿勢に違いがあると、少しずつ曲がってしまいます。
しかし、ポイントを意識して練習すれば、多くの子どもは少しずつ改善できます。
背泳ぎで曲がってしまう主な原因
原因 起こること 左右の腕の力が違う 強い方へ曲がる キックの強さが違う 体が斜めになる 頭が左右に動く 体全体が曲がる 体が傾いている まっすぐ進みにくい 入水位置が毎回違う ジグザグに泳ぐ
まずは、自分がどれに当てはまるかを知ることが大切です。
左右同じ大きさで腕を回そう
一番多い原因は、左右の腕の動きが違うことです。
例えば、
- 右手だけ強くかいている
- 左手だけ浅く水をかいている
- 腕が曲がっている
このような状態では、強く水を押した方向へ体が曲がります。
練習のポイント
- 左右同じ速さで回す
- 腕を耳の横まで大きく伸ばす
- 水を最後まで押し切る
得られる成果
- まっすぐ泳げるようになる
- 水をしっかりつかめる
- タイムアップにもつながる
キックを左右同じリズムで打とう
キックが左右バラバラだと、下半身が流れてしまいます。
特に片足だけ強く蹴るクセがある子は曲がりやすくなります。
練習のポイント
- 小さく細かく蹴る
- 左右同じリズムを意識する
- 足首の力を抜く
得られる成果
- 下半身が安定する
- 泳ぎが楽になる
- スピードも上がる
頭を動かさないことが大切
背泳ぎでは頭がハンドルの役目です。
頭が左右に動くと、体全体も曲がってしまいます。
練習のポイント
- 真上の天井を見る
- 耳を水につけるイメージ
- あごを上げすぎない
得られる成果
- 姿勢が安定する
- バランスが良くなる
- 曲がりにくくなる
お腹を上げて浮く姿勢を作ろう
腰が沈むと、体が傾いてしまいます。
背泳ぎは「お腹を空へ持ち上げる」イメージが大切です。
練習のポイント
- おへそを天井へ向ける
- お腹に力を入れる
- 胸を少し張る
得られる成果
- 抵抗が少なくなる
- まっすぐ進みやすくなる
- 疲れにくくなる
入水する位置を毎回同じにする
腕が頭の横ではなく、外側や内側に入ると曲がります。
毎回同じ場所に手を入れることを意識しましょう。
練習のポイント
- 肩の延長線上に入水
- 小指から水に入れる
- 腕を真っすぐ伸ばす
得られる成果
- ジグザグ泳ぎが減る
- 水をしっかりつかめる
- フォームがきれいになる
家でもできる練習
プールだけでなく、自宅でも練習できます。
壁立ち姿勢チェック
壁に頭・肩・お尻・かかとをつけます。
この姿勢が背泳ぎの基本姿勢です。
プランク
30秒から始めましょう。
体幹が強くなることで、水の上でも姿勢が安定します。
肩回し運動
肩を大きく回して柔らかくします。
腕が回しやすくなります。

練習するとどんな成果が期待できる?
毎回少しずつ意識するだけでも、大きな変化につながります。
期待できる成果は次のとおりです。
- コースロープにぶつからなくなる
- まっすぐ泳げるようになる
- フォームがきれいになる
- タイムが縮まりやすくなる
- クロールやバタフライにも良い影響が出る
- 自信を持って泳げるようになる
すぐに完璧になる必要はありません。
「今日は頭を動かさない」 「今日は左右同じキックを意識する」
というように、一つずつ取り組むことが上達への近道です。
まとめ
背泳ぎでまっすぐ進めない原因は、難しい技術ではなく、基本姿勢や左右のバランスにあることがほとんどです。
今回紹介したポイントは次の5つです。
- 左右同じ大きさで腕を回す
- キックを左右同じリズムで打つ
- 頭を動かさない
- お腹を上げて浮く
- 毎回同じ位置に入水する
一度に全部できなくても大丈夫です。
毎回ひとつだけ意識して練習を続ければ、少しずつまっすぐ泳げるようになり、泳ぐことがもっと楽しくなります。






