「もう二度と行かない」

負けた帰り道。
財布の中は空っぽ。
スマホの銀行残高を見てため息をつく。
「もう本当にやめよう。」
そう心に誓いました。
もう何十回目かわからない決意です。
その日は本気でした。
でも翌日、あることに気づいた
仕事中、ふと思いました。
「俺、何のために働いてるんだ?」
家族のため。
生活のため。
もちろん、それもあります。
でも一番楽しみにしていたのは給料日。
そして給料が入ったら真っ先に向かうのはパチンコ店。
よく考えたら、
仕事を頑張る理由が、パチンコを打つためになっていたのです。

やめたら楽しみがなくなる
休日。
パチンコへ行かない。
すると時間を持て余しました。
何をしたらいいかわからない。
家にいても落ち着かない。
「暇だから行くか。」
こうして何度もホールへ戻りました。
やめられないのは、お金だけの問題ではありません。
生活そのものがパチンコ中心になっていたのです。
やめることより難しかったこと
本当に必要だったのは、
「パチンコをやめること」ではありませんでした。
パチンコ以外の楽しみを作ること。
これが想像以上に難しかった。
何年も趣味だったものを急になくせば、心にぽっかり穴が空きます。
だから多くの人は戻ってしまいます。
私は「やめる」のをやめた
一度こう思いました。
「もう無理だ。」
「パチンコがなかったら働く意味がない。」
だから、
やめるのをやめました。
もちろん、それで幸せになったわけではありません。
結局また負ける。
給料日前は苦しくなる。
「あの時やめていれば…」
何度も後悔しました。
今だから思うこと
今振り返ると、
パチンコをやめられなかった理由は依存だけではありません。
人生の楽しみを、全部パチンコに預けていたからです。
もし仕事のあとに楽しみがある。
休日に夢中になれる趣味がある。
家族との時間が心から楽しい。
そんな生活だったら、ホールへ向かう回数は自然と減っていたかもしれません。
まとめ
「パチンコをやめたい。」
そう思っている人ほど、一度考えてみてほしいことがあります。
あなたは何のために働いていますか?
もし答えが「パチンコを打つため」になっているなら、それは意思が弱いのではありません。
生活の楽しみが一つに偏っているだけなのかもしれません。
私も「やめよう」と何度も誓いました。
でも、本当に変わり始めたのは、パチンコを我慢することではなく、パチンコ以外の楽しみを見つけ始めてからでした。
この記事が、同じような葛藤を抱えている人の気づきにつながればうれしいです。


